空売り残高のデータでよく見る言葉を、意味と注意点とあわせて整理しました。とくに「報告義務消失」は、正確には「公表の対象から外れた」という意味です。報告の義務は残高割合0.2%以上で続くため、0.5%を下回っただけでは報告義務はなくなりません。
用語の意味
- 残高割合
- 発行済株式総数に対する空売り残高の割合です。報告(0.2%以上)と公表(0.5%以上)の基準は、この割合で判定されます。
- 計算日
- 空売り残高を計算した日です。報告の期限は、計算日の翌々営業日の午前10時です。
- 公表日
- 取引所がその残高を公表した日です。計算日より後になります。
- 空売り者
- 空売りをした者です。法人は名称で表示されます。個人は、残高割合が5%未満なら一律に「個人」、5%以上なら氏名で公表されます。
- 新規
- 前回は残高割合0.5%未満だった空売り者が、0.5%以上になって公表されたことです(kabu365.net での表示)。
- 解消
- 前回は残高割合0.5%以上だった空売り者が、0.5%未満になったことです。0.5%未満は公表されないため、それ以降の残高は分かりません。空売りがなくなったとは限りません。
- 報告義務消失
- 「解消」と同じ場面で使われることがある表記です。ただし、報告の義務は残高割合0.2%以上で続くため、0.5%を下回っただけで報告義務がなくなるわけではありません。正確には「公表の対象から外れた」という意味です。
- 再IN
- 一度0.5%未満になった空売り者が、同じ銘柄でふたたび0.5%以上になって公表されることです。kabu365.net の銘柄ページの公表履歴では「再IN」と表示し、前回0.5%未満になった日(解消の日)を添えています。解消の記録がないときは、最後に0.5%以上で公表された日を「前回の公表」として添えています。
- 前回比(増減)
- 残高割合の、前回の報告からの差です。単位はポイント(pt)です。
- 合計
- 同じ銘柄で0.5%以上を公表している空売り者の残高割合を足したものです(kabu365.net の集計)。0.5%未満の分は含まれません。
- 踏み上げ
- 株価の上昇で空売りした側の損失が増え、買い戻しが重なって株価の上昇が強まることです。詳しくは 空売り残高が多い・大口だとどうなるか をご覧ください。
出典
制度の説明は、上記の公式ページで 2026-10-18 に確認した内容です。制度は変更されることがあります。数値は kabu365.net が取引所の公表データを集計したものです。
本ページは制度と用語の説明で、特定の銘柄の売買を勧めるものではありません。
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